ハンファテックウィン、米GE社とKF-X韓国型戦闘機搭載用の(世界3大航空機エンジンメーカー)F414エンジンの国産化開発契約を締結
  • - GEとの技術協力によりKF-Xエンジン体系の開発・国産化を主導的に推進
  • - KF-X量産時のエンジンの事業規模は国内量産15.8億ドル、輸出・整備17.6億ドルなど、
    計35.2億ドル以上の見通し

12日(イギリス現地時間)ファンボロー国際航空宇宙ショー(英)で、ハンファテックウィンの申鉉宇代表(右)とGE Aviation軍需部門のジン・ライドン・ロジャース(Jean M. Lydon-Rodgers)社長(左)がKF-X F414エンジン国産化用の部品購入と技術協力の契約書に署名し、握手している。


[2016年7月12日] ハンファテックウィン(航空防衛産業部門代表:申鉉宇(シン・ヒョンウ))は、7月12日、イギリスのファンボロー国際航空ショーで、KF-Xエンジン部品の国産化に向けてGE社と技術協力契約を締結した。

今回の契約でハンファテックウィンは、エンジンをKF-X戦闘機に統合∙搭載することを主導して行うことになり、エンジンの国内組立と主な部品の国産化によって、体系の開発期間中に円滑な飛行試験のサポートや今後の戦闘機の運用に必要な総合軍需支援体系を整えることになる。

KF-Xエンジンの事業規模はシステム開発まで2.64億ドルだが、量産の納品時には15.8億ドル、輸出・フォローアップ支援事業によってさらに17.6億ドルなど、計35.2億ドル以上が期待される。

ハンファテックウィンが参画するKF-X事業は、大韓民国空軍の老朽化した機種(F-4、F-5)に置き換わる韓国型戦闘機の開発という、韓国史上最大の防衛産業である。

2026年が完了目標であるKF-X体系開発事業は、2018年に基本設計(PDR)を終えて2019年までに詳細設計(CDR)を進め、2021年に試作1号機を出して2022年の初飛行を目指す。

米GE社は、KF-Xに搭載するエンジンとして「F414-GE-400」を提案し、5月に優先交渉対象企業に選定された。
KF-Xは21,500ポンド(1bf)推力の「F414-GE-400」エンジンを双発で装着し、大韓民国空軍を代表する戦闘機となる予定。

KF-X戦闘機の模型図 (左), KF-Xに搭載するF414-GE-400エンジンのイメージ (右)


ハンファテックウィンの関係者は、「KF-Xエンジンの国産化が進めば、国内の生産設備や多頻度の交換部品の供給システムの安定化など、今後、戦闘力の最適化と運用費の削減につながる」と話し、 「今後KF-X事業を遂行する上で確保した国内の生産設備や技術協力インフラを空軍戦力化事業に継続して活用し、輸出事業にも貢献していく」と述べた。

ハンファテックウィンは、大韓民国の各種戦闘機やヘリコプター事業のエンジン主力メーカーで、1980年にGE社との技術提携によりF-5ジェットエンジンの生産に乗り出し、1986年にはKF-16戦闘機の最終組立企業に選定された。
継続して航空機用エンジン事業を強化してきたハンファテックウィンは、F-15K戦闘機、T-50高等訓練機などの大韓民国空軍の主力航空機エンジンのみならず、韓国型ヘリコプター開発事業KHP(Korean Helicopter Program)事業にも積極的に乗り出し、韓国型ヘリコプター「スリオン」の国産化エンジンの生産など、航空機エンジン分野において絶対的な技術力を備え、圧倒的な位置づけにある。

最近ではこのような技術力が世界で認められ、グローバル航空機エンジンメーカーと国際共同開発事業(RSP)にも積極的に参加するなど、エンジン部品供給権を相次いで受注し注目されている。

2014年に米P&W社のGTFエンジン部品(9億ドル)、2015年1月にGE社のLEAPエンジン部品(4.3億ドル)、2015年6月には米P&W社のエンジン部品供給権を獲得(17億ドル)、2015年12月に米P&W社と次世代エンジン国際共同開発事業への参加(38億ドル)など、ハンファテックウィンはここ2年間で総額70億ドルに達する航空機エンジン部品供給権の獲得という成果をおさめている。

昨年6月、ハンファグループの系列会社となったハンファテックウィンは、「グローバル航空防衛産業とハイテク装備ソリューションリーダー」という新ビジョンを打ち出して事業の競争力強化に拍車をかけており、今回GE社とKF-Xエンジン国産化の契約を締結してグローバル航空機エンジン部品パートナーとして技術力が認められた一方、ハンファグループの機械・防衛産業部門の主な系列会社としての位置づけを強化している。

GE Aviation社の紹介

GE(General Electronics)Aviation社は、1917年に設立された米国の航空機エンジンメーカーであり、1892年に設立されたGEグループの子会社である。米国のプラット・アンド・ホイットニー(Pratt&Whitney)やイギリスのロールス・ロイス(Rolls-Royce)と肩を並べる世界3大航空機エンジンメーカーで、民需・軍用エンジン、産業用ガスタービン、船舶用タービンエンジン等を生産している。2014年の売上げは240億ドル。本社は米国オハイオ州イーブンデール(Evendale)にあり、従業員数は約4万人。

ハンファグループ(Hanwha Group)

1952年に設立されたハンファグループは、韓国トップ10の大企業の一つであり、「フォーチュン・グローバル500」 企業にも選ばれています。ハンファグループには56の系列会社と226の海外ネットワークがあり、製造・建設、金融、サービス・レジャーの3つの部門でビジネスを展開しています。60年以上に渡って業界をリードしているハンファの製造・建設ビジネスは、基礎化学や応用材料から、不動産開発や太陽エネルギーの総合ソリューションまで幅広い分野に及びます。金融部門では銀行、保険、資産運用、警備サービスを提供し、韓国第2の非銀行系金融グループとして位置しています。ノンバンク金融部門では韓国第2のグループサービス・レジャー部門ではリテールやリゾートビジネスをはじめとし、上質なライフスタイルを
彩るサービスを提供しています。

詳細情報: www.hanwha.com

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