ハンファシステム、空飛ぶタクシー市場へ本格的に進出

  • 対米外国投資委員会(CFIUS)、空飛ぶタクシーのリーディングカンパニー「オーバーエアー」に対する投資(2,500万ドル)を最終承認
  • 米空飛ぶタクシーマーケット向け「バタフライ」開発に協力、2025年完成を目標
  • 航空電子―ICT技術力を利用し、国内外の関連市場に積極的に進出する計画

「バタフライ」はハンファシステムとオーバーエアーが共同開発する空飛ぶタクシーである


[2019年12月19日] ハンファシステム㈱(代表取締役キム・ヨンチョル)は、対米外国投資委員会(CFIUS)が、空飛ぶタクシーのリーディングカンパニーである「オーバーエアー(Overair Inc.、既存のK4エアロノティクス)に対する2500万ドルの投資契約を最終的に承認したと発表した。

ハンファシステムは、未来の新たな交通手段として注目される空飛ぶタクシー市場に進出するため、「オーバーエアー」への持分投資による協力を推進すると7月に発表している。「オーバーエアー」は、垂直離着陸機専門メーカー「カレーム・エアクロフト」の空飛ぶタクシー事業が分社化された企業で、自動車配車アプリで有名なウーバー(Uber)が進める「ウーバー・エレベート」のコアパートナー企業のひとつである。

*ウーバー・エレベート:空飛ぶタクシーサービス「ウーバー・エア」の商用化プロジェクト

この投資計画の承認により、「オーバーエアー」は、個人向け航空機(PAV、Personal Air Vehicle)「バタフライ(Butterfly)」の開発に本格的に取り組む予定だ。ハンファシステムは、バタフライの開発過程に参加し、技術と事業の協力によりシナジーを極大化する計画である。

「バタフライ」は、電気型垂直離着陸機(eVTOL)タイプのモビリティで、 速度適合最適化・ ローター傾斜器(Optimum Speed Tilt Rotor)技術が適用されている。より静かで安全かつ効率的でエコフレンドリーな空飛ぶタクシーの実現が可能であることから、都心部のモビリティサービスのニーズに最適であるとされる。開発の仕様としては、パイロット1人を含めた5人乗り、現在のバッテリー性能で、飛行速度は240km/h以上、運行距離は100㎞以上可能である。

カレーム・エアクラフトの設立者でありオーバーエアーの共同設立者であるアブラハム・カレーム(Abe Karem)氏は、中高度長期滞空無人偵察・攻撃機「Predator」の開発者でありながら14機の機体を設計した経験を持つ航空専門家であり、最高の開発者としての役割を果たす予定だ。「オーバーエアー」のCEOであるベン・ティグナー(Ben Tigner)氏は、カレーム・エアクロフトの代表取締役、フロンティア・システムのエンジニアリング副代表取締役、ボーイングのA160プログラムの最高エンジニアを歴任している。

「バタフライ」は、都心型のモビリティサービスを提供することになる

「オーバーエアー」とハンファシステムは、米連邦航空局(FAA)の型式認定承認を目指して、バタフライの機体を民間交通体系に適した形に開発する計画である。ハンファシステムは、今後「オーバーエアー」への投資拡大を検討する一方、韓国の個人向け航空機(PAV)部門におけるチャンスを模索する予定である。すでに今年から国土交通部と産業通商資源部が推進する個人向け航空機(Optionally Piloted Personal Air Vehicle, OPPAV)の開発プロジェクトにも参加している。

ハンファシステムのキム・ヨンチョル代表取締役は、「オーバーエアーとの投資協力契約を成功させるために、先日の企業公開(IPO)を通して資金を確保、空飛ぶタクシー市場へ本格的に進出する準備を整えた」とし、「航空電子およびICT技術により競争力を確保する一方、積極的なグローバル投資と協力で、空飛ぶタクシー事業を会社の未来の成長エンジンとして積極的に育成していきたい」と述べた。

空飛ぶタクシーは、渋滞やインフラ拡充の限界、大気汚染や騒音などの環境問題を乗り越える新たな輸送手段として注目されている。最近は、バッテリーやモーター技術の発展、衝突回避、自動飛行などの最新技術により、業界や各国政府による開発が活発に進められている。空飛ぶタクシーは、アメリカを中心に2023年にテストサービスを、2025年には商業運航が開始される見通しだ。モルガンスタンレーは、関連する都心航空交通マーケットが2040年には1兆5000譩ドルまでに成長すると*見込んだ。


*データ:https://www.morganstanley.com/ideas/autonomous-aircraft/

ハンファシステム

ハンファシステムは、グローバル市場を先導するトータルソリューション企業として、防衛ICTおよび情報インフラ分野にて差別化されたスマート技術を提供しています。2018年8月、ハンファS&Cとの合併による法人の発足で、最先端の防衛関連IT及びシステム統合力を利用し、防衛関連電子部門におけるリーダーとしての位置付けを一層強固にし、公共インフラおよび民間セキュリティ部門へと拡大されたSIにおける事業力の強化に努めています。

詳細情報: www.hanwhasystems.com/eng

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