リーダーシップ

共に繁栄するための一流精神


ハンファは、1952年に創立して以来、成長の足取りを着実に進めてきました。チャレンジの中からチャンスを模索し、チャンスを前にインサイトある決断で国の産業発展と国民のより良い暮らしに貢献してきました。揺るぎない成長の基盤には、「信用と義理」がありました。お客様との約束を最高の価値と考える「信用」と、ビジネスで社会繁栄に資するという「義理」こそ、この66年間頑なに守ってきた「ハンファの精神」です。

そして、この精神は、既存の市場の競争構図が根こそぎ変化している第4次産業革命の時代、ハンファがさらに強力な変革の道へと歩むことのできる力の源となっています。

金昇淵(キム・スンヨン、Kim Seung Youn) 代表取締役


ここ数年間、人類はこれまでの経験を超えた破壊的イノベーションを体験しています。全産業分野において従来型バリューチェーンが再編されている時代です。ハンファは、これらの変化にいち早く対応する一方で、ステークホルダーの皆様と共に成長できるビジネスモデルのイノベーションを重ね、昨年は創業以来の最大利益を達成しました。そして、このような成果に甘んじることなく、一流ハンファの将来の競争力の最大値に向けて分野別の事業構造のさらなる高度化に取り組んでいます。

化学部門は石油精製、基礎化学、合成原料、先端材料にいたる原料・製品の垂直系列化で世界的な需要増大に積極的に対応して堅調な業績を維持しています。また、汎用製品分野で蓄積した競争力を基に、お客様のニーズに弾力的かつ柔軟に対応できる高付加製品群の開発に集中して事業の多角化に取り組んでいます。ハンファは、未来産業に合った先進工法と製品開発で化学産業のブルーオーシャンを開拓していきます。

防衛産業部門は、分野別の専門知識とシナジーを極大化するため事業構造を見直し、既存の弾薬・精密誘導兵器中心から防衛産業エレクトロニクス、先端システム事業分野へと事業領域を拡大しています。グローバルレベルの競争力でモノのインターネットなど最先端の技術力を集積して将来の電装環境に合ったプラットフォームとソリューションを開発して国内事業の受注力を強化し、中東など海外の防衛産業市場に積極的にチャレンジしています。

機械・航空部門は、ハイパーコネクティビティとスーパーインテリジェンス時代を主導するスマートイノベーションとグローバル市場への参入を加速化しています。国内唯一の超精密航空エンジン技術を有する企業として選択と集中により競争力を高め、グローバル市場を攻略しています。国内で初めて商用化に成功した無人産業用ロボット技術を基にシンガポールに現地法人を設立し、これを拠点にアジアやヨーロッパ地域の製造企業のイノベーションパートナーとなる計画です。

人類の未来に向けたエネルギーのパラダイムシフトをリードするため長期的な視点で育成した太陽光事業では、セルの生産規模8GWでグローバルナンバーとなり、全世界において均等に市場支配力を強化しています。米国や日本をはじめ、インドやトルコなどの新興市場でも販売量を継続して伸ばしており、2020年には世界の太陽光発電の市場シェアでもナンバーワンを目指して邁進しています。このような成長は地域社会や国家経済の雇用安定にも大きく貢献し、国内のセル・モジュール生産拠点は先進的なワークシェアリングと雇用創出に貢献した功労が認められました。

金融部門の系列会社も、新たな産業革命時代に合わせてイノベーションを加速化しています。デジタル技術をベースに、顧客ビッグデータを活用した顧客管理先進化システムを整備して様々な分野でフィンテック基盤のビジネスモデルを進めています。ブロックチェーン基盤のプラットフォームの整備、人工知能を活用した顧客対応の高度化などで急変する金融市場におけるリーダーシップを保っていきます。

サービス・レジャー部門の系列会社は、ビッグデータでお客様の生活を深く理解して細かなニーズに合ったカスタマイズ型商品やサービスを提供しています。2018年にはプレミアム・マリーナリゾートをオープンしてお客様にかつてない特別な体験をご提供し、地元経済の活性化や国の観光産業活性化にも貢献していきます。

危機的状況の中でも黙々と前進する力で世界各地で認められてきたハンファは、お客様との義理を最重要価値とし、持続的に成長の道を切り開いています。正しい道、弱者を保護して配慮しながら共に遠くまで歩く協力の道だけが私たちの進むべき正道であることを常に胸に刻み、目先の短期的利益を追うよりは時代の求める社会的・道徳的価値の基準に見合った「共に遠く」の哲学を実践しています。

地域経済の活性化とステークホルダーが共に成長していくための社会的投資を継続し、国内外の社会福祉施設や教育・公共施設に太陽光エネルギー設備を無償で提供して環境にやさしいエネルギーの裾野を広げています。文化、芸術、体育分野における独創的な社会貢献活動も地道に行っています。2018平昌冬季オリンピック・パラリンピックでは、公式スポンサーとして聖火トーチの製作・後援、開・閉幕式の花火大会の支援など、オリンピック開催の成功を望む国民の願いを世界に発信しました。

また、企業の成長にともなって良質の雇用創出と構成員の成長に資すべきという信念を実践するため、未来志向の人材育成と組織文化の構築に注力しています。ミレニアル世代とベビーブーム世代が相乗効果を出せる「若いハンファ」のコミュニケーション文化を定着させる一方、新しい労使共生協力の文化をつくっています。これは、人財が鍵である第4次産業革命時代のハンファのコア競争力となるでしょう。

人類は今、かつてないほどスピーディーな技術と環境の変化に直面しています。ハンファは、時代に合ったイノベーションを重ねると同時に、すべての企業活動において正道を歩みながらお客様と共に進んで行きます。

Chairman's signature
金昇淵(キム・スンヨン)
会長
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