ハンファケミカル、環境にやさしい次世代可塑剤の生産を開始

  • 年産1万5千トン規模の商業生産を開始
  • 有害成分のフタル酸エステルなく、弱みだった品質も改善
  • 参入障壁が高く、従来の可塑剤に置き換わる高付加の特化製品

Hanwha Chemical Ulsan Plant

[2017年6月1日] ハンファケミカルが人体に無害な環境にやさしい次世代の可塑剤市場に参入する。ハンファケミカルは、ウルサン(蔚山)石油化学産業団地内にある第3工場でフタル酸エステル成分の含まれない環境にやさしいプレミアム可塑剤「エコ・デッチ(ECO-DEHCH/ジエチルヘキシルシクロヘキサン)」の生産を1日から開始すると発表した。年間生産能力は1万5千トン規模。

可塑剤はプラスチックを柔軟にするため添加する物質である。しかし、フタル酸エステル成分の有害性が問われ壁紙・床材・玩具類など一部製品には使用が制限されている。代わりにDOTP(ジオクチルテレフタレート)製品が使われているが、品質が落ちるという弱みがあった。

ハンファケミカルが8年間にわたって研究し独自で開発した環境にやさしい次世代可塑剤は、水素添加技術を適用し、フタル酸エステル成分がなくても弱点だった品質を高めたことが特徴だ。DOTPに比べて少量でも加工が可能で、吸収が速いため加工も容易である。紫外線安定性に優れているため外部に設置する製品にも使用が適しており、耐寒性を改善したため低い温度でも凍結しない。

この技術は、2014年に韓国国家技術標準院から新技術認証を取得した。また、昨年末には包装用ラップやボトルキャップなどの食品用途で米国食品医薬品局(FDA)の安全性検査に合格し、国際公認分析機関であるSGSから医療機器・子供向け玩具などの用途で毒性試験に合格した。

世界の可塑剤市場は約71億ドル規模だが、フタル酸エステル成分が国際的に有害物質として指定され使用が制限されたため、環境にやさしい可塑剤に置き換わりつつある。市場規模は約13億ドルで毎年6%以上成長し続けている。高い技術力が必要なため付加価値が高く、供給過剰の懸念がない。特に、水素添加技術を適用した製品はBASFのとエボニック(EVONIK)の2社のみが生産している。

一方、ハンファケミカルは、最近、高付加特化製品を中心に事業構造を再編し、塩素化PVC、水素添加石油樹脂など、技術的な参入障壁が高く収益性の良いビジネスに継続して乗り出している。

ハンファケミカル

ハンファケミカルは、1965年に設立された総合化学企業であり、PE(ポリエチレン)からPVC (ポリ塩化ビニル)、 CA(塩素・苛性ソーダ)にいたる一貫生産システムを構築しています。韓国の石油化学部門において先導企業の位置づけにあるハンファグループのケミカル部門の中核系列会社であり、韓国で初めてPVC、CA、LDPE(低密度ポリエチレン)などを生産し、韓国の化学産業をリードしてきました。現在、製品の高付加価値化と原価競争力の向上で、業界では最高のビジネス競争力を確保しています。


詳細情報: hcc.hanwha.co.kr/en

ハンファグループ(Hanwha Group)

1952年に設立されたハンファグループは、韓国トップ10の大企業の一つであり、「フォーチュン・グローバル500」 企業にも選ばれています。ハンファグループには61の系列会社と325の海外ネットワークがあり、製造・建設、金融、サービス・レジャーの3つの部門でビジネスを展開しています。65年以上に渡って業界をリードしているハンファの製造・建設ビジネスは、基礎化学や応用材料から、不動産開発や太陽エネルギーの総合ソリューションまで幅広い分野に及びます。金融部門では銀行、保険、資産運用、警備サービスを提供し、韓国第2の非銀行系金融グループとして位置しています。ノンバンク金融部門では韓国第2のグループサービス・レジャー部門ではリテールやリゾートビジネスをはじめとし、上質なライフスタイルを彩るサービスを提供しています。

詳細情報: www.hanwha.com

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