電気自動車の発展をリードする先端素材の躍進


近年の自動車業界のテーマは電気自動車である。電気自動車は、一酸化炭素やオゾンなどの温室効果ガスの排出が一切なく、既存のガソリンやディーゼル自動車に比べて燃料代、維持費が安いことから次世代のエコカーとして注目されている。

電気自動車の走行距離は、フル充電時に最大400km程度で、一般の自動車に比べて走行距離が短いが、車体が軽量であるほど燃費が改善されるため、走行距離を延長する効果を期待することができる。ハンファ先端素材は、高硬度・超軽量自動車複合素材を供給することで、自動車市場のトレンドの変化に貢献している。

ハンファ先端素材は、電気自動車に使われる軽量化目的の新素材である連続繊維強化熱可塑性プラスチック(Continuous Fiber Reinforced Thermoplastics, CFRTPC)を2015年から本格的に量産している。電気自動車の外装構造材や内装構造材を構成する各種部品開発に使われるCFRTPCは、従来のスチールフレームに比べ3割ほど重量軽減の効果がある一方、素材の剛性は3倍高くなる。

ハンファ先端素材は、2015年に寸法安定性と水密性に優れ、機械的物性をより改善した強化熱硬化性プラスチック(Sheet Molding Compound, SMC)素材の開発にも成功している。SMCは、金属より軽量なうえ硬度が高いためキズや損傷に強いだけでなく、電気絶縁の特性があることから電気自動車用のバッテリーケースの開発に利用されている。

ハンファは、電気自動車の充電所をギャラリアデパートやザ・プラザなどに設置しており、全国のハンファリゾート20カ所に充電施設を設置する方針だ。ハンファは、電気自動車などのグローバルな自動車業界のトレンドの変化に積極的に対応している。

ハンファは、高硬度、超軽量、熱硬化性樹脂素材を用いた自動車部品関連アイテムの多様化のための研究を通して、電気自動車市場におけるシェアを引き続き拡大していく方針だ。

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