ハンファテックウィン、38億ドル規模世界的な航空用エンジンメーカーP&W社の航空用エンジン部品供給契約締結
  • - 米P&W社の次世代航空機エンジンの国際共同開発事業(RSP)に参画
  • - 2016年~2060年まで38億ドル規模のエンジン部品供給契約を締結
  • - 最近1年間、70億ドル規模の航空用エンジン部品供給契約を締結

(写真説明) 12月21日、ソウル・チャンギョ洞のハンファテックウィン本社でハンファテックウィンの申鉉宇代表取締役(右)とP&W社の商用エンジン部門のグレッグ・ゲルンハート(Greg H Gernhardt)代表取締役(左)が、GTFエンジンの国際共同開発事業(RSP)の協約書にサインし、握手をしている。


[2015年 12月 21日] ハンファテックウィン(航空防衛産業部門代表取締役・申鉉宇(シン・ヒョンウ))は、21日ソウル・チャンギョ洞にあるハンファテックウィンの本社で、世界3大航空用エンジンメーカーである米プラット&ホイットニー(P&W)社と航空機用エンジンの国際共同開発事業(RSP)¹ 契約を締結し、2016年から2060年まで約38億ドル(約4兆5千億ウォン)規模のエンジン部品を供給すると発表した。


¹ Risk and Revenue Sharing Partnership (RSP)
  - 航空用エンジンの開発・量産・アフターマーケットまでの事業リスクと収益を参加持分に応じて配分する
    契約方式
  - 先進メーカーの航空用エンジンビジネスの事業形態

ハンファテックウィンの今般の国際共同開発事業(RSP)参画は、2014年11月に米P&W社と9億ドル、2015年1月GE社との4.3億ドル、そして同年6月米P&W社と締結した17億ドル規模の部品供給契約に続く快挙である。ハンファテックウィンは、この1年間総額70億ドルの航空用エンジン向けの部品を供給する契約を締結するという大きな成果を上げた。

ハンファテックウィンが今般新たに参画する国際共同開発事業は、2015年6月に契約したP&W社のリージョナルジェット(Regional Jet、130席以下)航空機用GTF(Geared Turbo Fan)エンジンとより推力がアップグレードされた中型(130~240席)航空機用エンジンを対象とする。

特に、エンジンメーカーおよびRSPメーカーのみが生産する高付加回転体部品である
統合回転翼(IBR, Integrally Bladed Rotor)3種をP&W社に初めて納品することで、ハンファテックウィンがこの40年間蓄積してきた製造ノウハウや品質がグローバルマーケットで認められることになった。

ハンファテックウィンによると、統合回転翼(IBR)は、エンジン稼働中、高温∙高圧などの極端な環境に晒されるためニッケル合金を素材としている。また、難削材加工のような高度な製造技術が求められる部品だが、エンジン寿命の45年間、継続して追加供給が可能な消耗性部品なので、アフターマーケット(aftermarket)を通じて持続的な収益が期待できる高付加品目であるとの説明だ。


ハンファテックウィンは、「旅客需要、貨物の増加によってグローバル航空機マーケットは成長し続けている」として、「P&W社をはじめとする世界3大エンジンメーカーとのパートナーシップを一層強化し、エンジン部品事業を引き続き拡大させる」と強調した。

ハンファグループ(Hanwha Group)

1952年に設立されたハンファグループは、韓国トップ10の大企業の一つであり、「フォーチュン・グローバル500」 企業にも選ばれています。ハンファグループには56の系列会社と226の海外ネットワークがあり、製造・建設、金融、サービス・レジャーの3つの部門でビジネスを展開しています。60年以上に渡って業界をリードしているハンファの製造・建設ビジネスは、基礎化学や応用材料から、不動産開発や太陽エネルギーの総合ソリューションまで幅広い分野に及びます。金融部門では銀行、保険、資産運用、警備サービスを提供し、韓国第2の非銀行系金融グループとして位置しています。ノンバンク金融部門では韓国第2のグループサービス・レジャー部門ではリテールやリゾートビジネスをはじめとし、上質なライフスタイルを
彩るサービスを提供しています。

詳細情報: www.hanwha.com

P&W社の紹介

プラット&ホイットニー(Pratt & Whitney、P&W)社は、1925年に設立された米国の
航空用エンジンメーカーであり、ユナイテッド・テクノロジーズ(United Technologies Corporation、UTC)グループの子会社である。

米国のGEやイギリスのロールスロイスと並ぶ世界3大航空用 エンジンメーカーである。
民航エンジン、軍用/産業用ガスタービン、船舶用タービンエンジンなどを生産している。

2014年基準の売上げは145億ドルであり、純利益は19億ドルである。
本社はコネチカット州ハートフォードにあり、従業員数は33,591人である。

ハンファテックウィンの航空用エンジン事業の紹介

ハンファテックウィンは、大韓民国の各種戦闘機及びヘリコプター事業のエンジン主力メーカーである。1980年に米GE社との技術提携で F-5制空号用のジェットエンジンを生産して以来、1986年にはKF-16戦闘機の最終組立企業に選定された。

また、ハンファテックウィンは、K戦闘機、T-50高等練習機など大韓民国空軍の主力航空機用エンジンのみならず、韓国型ヘリコプター開発事業韓国型ヘリコプター「スゥリオン」の国産化エンジンを生産するなど航空機エンジン分野で圧倒的な技術を有し、確かな位置づけにある。

最近は、韓国初の人工衛星打ち上げロケットのナロ号に続き2021年発射予定の韓国型衛星打ち上げロケット「KSLV-Ⅱ」事業にも参画するなど、航空宇宙分野においても先端の技術力を確保している。

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