ハンファの「航空機用エンジン事業」グローバル市場で躍進

  • ロールスロイスと最大10億ドル(1兆2千億ウォン)規模のエンジン部品供給契約を締結
  • 2018年、ロールスロイスの「最高のパートナ賞」を受賞
  • グローバル最高レベルの技術力と品質で、航空機用エンジンメーカーの強者として浮上

ロールスロイスと最大10億ドル(1兆2千億ウォン)規模のエンジン部品供給契約を締結

[2019年11月22日] ハンファエアロスペースが、今回ロールスロイスとエンジン部品の締結に成功した長期供給契約は、今後25年間にわたって最大10億ドル(約1200億円)規模の最先端の航空機用エンジン部品を供給する快挙である。

この契約で供給するエンジン部品は、ロールスロイスの最新型の航空機用エンジンである「トレントシリーズ」に使われる10種のコア部品である。エンジン生産の終了(LOP:Life Of engine Program)まで参加する条件であり、2021年から2045年までの25年間、ハンファエアロスペースのベトナム工場で生産・供給する見込みだ。また、状況によっては、エンジンの耐用年数までに供給量が追加される可能性もある。

ハンファエアロスペースは、この契約について「これまでは主にエンジンケースなどを供給したが、これからはエンジンの中核であるタービン部品事業へ参入する」として、「これからタービン部の多様な製品でポートフォリオを多角化する基盤を整えたという点で意義深い」と述べた。

この受注について業界では、「ハンファエアロスペースがこれまでの40年間航空機用エンジン部品の専門メーカーとして蓄積してきた製造ノウハウと品質が認められた。敷居の高い航空機用エンジン部品市場においてロールスロイスの戦略的パートナーとして確かな位置づけを確保したのである」と評価した。

ロールスロイスとハンファエアロスペースの事業は、35年前の1984年、軍需エンジン整備事業およびMROから始まって事業範囲を拡大し、今はロールスロイスの最先端の民間航空機用エンジンの「トレントシリーズ」をはじめとする多数のエンジンに使用されるコア部品のケース類などを製作し、その事業規模は数億ドルレベルまでに成長した。

トレントエンジンが搭載された航空機(イメージ)(エアバスA330)

ロールスロイスというと、航空機用エンジン分野で100年以上の歴史があり、自動車製造部門は30年以上も前に分離し、別の事業分野として展開している。

最先端の技術力が集結する航空機用エンジン業界だけに、製造ラインでは厳しい統制のもと、ボーイング社やエアバスなど世界的な航空機メーカーに納品する民間航空機用エンジンを組み立てている。

ロールスロイスのインストレーションおよび購買事業部を担当しているウォーリック・マテュー(Warrick Matthews)は、「ここダービーの生産工場は、ロールスロイスの最大規模のエンジン組み立て工場であり、ロールスロイスの最先端エンジンのトレントを設計・組立・テストを行う場所である」とし、「韓国のハンファエアロスペースが生産・製造した「燃焼器ケース」、「エンジンケース」、「Aフレーム」などのコア部品もこのエンジンに使用されている」と説明した。

それだけでなく、ここロールスロイスのダービー工場では、エアバスA330に搭載されるトレント700エンジン、ボーイング787ドリームライナーに搭載されるトレント1000エンジンはもちろん、最新の航空機であるエアバスA330ネオの中核であるトレント7000エンジンも組み立てている。

ロールスロイスで構造物トランスミッションの事業部を担当しているノバート・アーント(Norbert Arndt)部長は、「この頃グローバル航空機用エンジン業界の新しい強者として浮上しているハンファエアロスペースは、ロールスロイスと未来とともにするパートナーである」とし、「特に昨年は当社の数百社に達するパートナー会社の中で「最高のパートナー賞」を受賞するほど、技術力と品質ともに世界最高レベルである」と高く評価した。「これは、両社がこれまで30年以上の緊密な協力関係をもとに製造技術力について相互信頼した結果である」と語った。

一方、ハンファエアロスペースは、昨年末に稼働を開始したベトナム工場にロールスロイス専用ラインを構築する計画だ。すでに10月に事業場内に第2工場の建設を始め、来年上半期には完工する見込みである。

ハンファエアロスペースが、米国の航空機用エンジン部品の専門メーカーである「EDAC」社をM&Aしたことも、グローバル製造競争力の強化につながる。ハンファエアロスペースは、このM&Aを通して同時開発(製品設計と開発の並行)力を有することになり、ロールスロイスの次世代航空機用エンジンへの部品供給が可能になるなど、今後40年以上の収益を確保できると強調した。

ハンファエアロスペースは、この5年間、イギリスのロールスロイス、米国のGEやP&Wなどグローバルビッグ3の航空機用エンジンメーカーとのエンジン部品長期供給契約に成功し、受注金額だけでも計198億ドル(約2兆3千億円)に達する成果を収めた。

ハンファエアロスペースの生産するエンジン(イメージ)

業界によると、ハンファエアロスペースは、2015年にはグローバルビッグ3の航空機用エンジンメーカーである米P&Wの単純エンジン部品サプライヤーからRSP事業(国際共同開発事業)パートナーに昇格して以来、事業規模が一層拡大しているとの評価だ。

特にRSP事業は、数十年以上の持続的な売上拡大と長期的に収益性が確保される事業であるので、ハンファエアロスペースがエンジン部品のグローバル専門メーカーとして成長するためには、必ず進出すべきビジネスもであると強調した。

ハンファエアロスペースのシン・ヒョンウ代表取締役は、「最近、航空旅客の需要と貨物の増加で民間航空機市場が伸び続け、グローバル航空機用エンジン部品市場は、2025年には542億ドル規模に達するなど年間6%台の伸び率となる見通しだ」とし、「ロールスロイスと30年以上も協力関係が続いているように、GEやP&Wなどのグローバルビッグ3の航空機用エンジンメーカーとのパートナーシップを一層強化し、グローバル航空機用エンジン市場において「トップティア」として成長する」と力強く語った。

これに合わせてハンファグループは、2022年まで航空機用部品および防衛産業分野の海外進出とグローバル競争力の強化に4兆ウォンを投資すると発表して積極的に航空事業を育成する意志を示し、ハンファエアロスペースの「航空機用エンジン事業」の快進撃はこれからも続くものと期待される。

ハンファエアロスペースは、1979年にガスタービンエンジンのMRO事業からスタートし、航空機用エンジン事業に進出した。2018年を基準に、累計8,600台以上のエンジンを生産した韓国唯一のガスタービンエンジンメーカーである。

ハンファエアロスペース

ハンファエアロスペースは、1977年、航空機用エンジン及びフィルムカメラ事業を土台に設立されました。設立以降、光学および映像技術、航空機用エンジン分野の基盤技術をもとに事業多角化を推進しています。また、すべての事業分野においてグローバルトップのオリジナル技術と応用技術を保有するハンファエアロスペースは、技術開発の専門性を確保、マーケットのニーズに迅速に対応しています。

詳細情報: www.hanwhaaerospace.com

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