ハンファテックウィン、米P&W社と提携してシンガポール生産法人ジョイントベンチャー運営および5兆ウォン規模の航空機用エンジン部品供給権を確保

GTF(Geared Turbo Fan) エンジンとシンガポールJVの生産品

[2016年9月27日] ハンファテックウィン(航空・防衛産業部門代表取締役:申鉉宇(シン・ヒョンウ))が世界3大航空用エンジンメーカーの米プラット&ホイットニー(P&W)社と提携し、航空機用エンジン部品のグローバルマーケットへの攻略に本格的に乗り出した。

ハンファテックウィンは22日、米国P&W社とシンガポール航空機用エンジン部品生産法人ジョイントベンチャー(JV)の運営およびGTF(Geared Turbo Fan)エンジンの国際共同開発事業(RSP)への追加参加を要旨とする契約に合意したと発表した。


※ RSP(Risk and Revenue Sharing Program)
  • · 航空用エンジンの開発・量産・アフターマーケットまでの事業リスクや収益を参加持分に応じて配分する 契約方式
  • · ドイツ、イギリス、日本など先進企業の航空機用エンジンビジネスの事業形態

今回の契約でハンファテックウィンは、P&W社のシンガポール生産法人の持分30%を買収してジョイントベンチャー経営に参加することになった。
また、今後40年間、45億ドル(韓国ウォンで約5兆ウォン)規模と予想される航空機用エンジン部品をP&W社に供給することにし、2023年以後コールオプション(残余持分70%優先確保権)を行使する場合の売上効果は総額100億ドル(約11兆2千億ウォン)にのぼるものと見通される。

韓国企業がグローバル航空機用エンジンメーカーの生産法人経営に直接参加するのは今回が初めてであり、ハンファテックウィンがP&W社の国際共同開発事業(RSP)に参加するのは今回で3度目。ハンファテックウィンは、昨年6月と12月にRSP契約によってそれぞれ17億ドル、38億ドル規模のエンジン部品供給権を確保している。

※ ハンファテックウィン-P&W社 RSP規模(単位=億ドル)

2015年6月 2015年6月 2015年6月 累積
17 38 45 100

業界の関係者は、「今回の契約まで含めてハンファテックウィンは今後40〜50年間で100億ドル以上のエンジン部品供給権を既に確保した」と話し、「長期的に安定した収益を確保できるRSP事業に再び参加できたのは、
それだけグローバル航空機用エンジン市場におけるハンファテックウィンの位置づけが高いため」と評価した。

一方、シンガポール生産法人JVは、P&W社の最新型航空機用エンジンであるGTF(Geared Turbo Fan)エンジンのコア部品のうちファンブレード部品(Fan Blade Parts)と高圧タービンディスク(High Pressure Turbine Disk)を生産する予定である。

ファンブレードは、タービンで発生した回転力で空気を押し出してエンジンの推力を生み出す部品であり、高圧タービンディスクは、高圧タービンの軸とタービンブレードをつないで燃焼ガスエネルギーを回転力で変換する部品。

この両部品はエンジンメーカーと一部のRSP企業のみ生産してきた中核部品で、ハンファテックウィンは、今回のジョイントベンチャー運営によって高付加エンジン部品へと事業ポートフォリオを拡大することになる。

ハンファテックウィンの申鉉宇代表は、「ハンファテックウィンのこの40年間積み上げてきた製造力が今回のジョイントベンチャー合弁を通じてグローバルマーケットで再び認められた」とし、「P&W、ロールスロイスなどグローバル航空会社が参入しているシンガポールを海外拠点にして航空機用エンジン事業を継続して拡大する」との抱負を語った。

P&W社の紹介

P&W(Pratt&Whitney)社は1925年に設立された米国の航空機エンジンメーカーで、UTC(United Technologies Corporation)グループの傘下にある。

米国のGE、イギリスのロールスロイスとともに世界3大航空機エンジンメーカーに挙げられ、民間機エンジン、軍用/産業用ガスタービン、船舶用タービンエンジン等を生産する。

2015年の売上げは140億ドルで純利益は19億ドル。本社はコネチカット州ハートフォードに位置し、従業員数は33,500人である。

ハンファテックウィン航空エンジン事業の紹介

ハンファテックウィンは、大韓民国の各種戦闘機やヘリコプター事業のエンジン主力企業で、1980年に米国GE社と技術提携してF-5制空号用ジェットエンジンの生産に乗り出して以来、1986年にはKF-16戦闘機の最終組立てメーカーに選定された。

また、ハンファテックウィンはF-15K戦闘機、T-50高等訓練機など大韓民国空軍の主力航空機エンジンのみならず、韓国型ヘリコプター開発事業のKHP(Korean Helicopter Program)事業にも積極的に参加して韓国型ヘリコプター「スリオン」の国産化エンジンを生産するなど、航空機エンジン分野で絶対的な技術力と位置づけにある。

特に最近では、韓国初の宇宙ロケット「ナロ号」に続き、2021年に打ち上げ予定の韓国型衛星ロケット「KSLV-Ⅱ」事業にも参加するなど、航空宇宙分野でも最先端の技術力を確保している。

ハンファグループ(Hanwha Group)

1952年に設立されたハンファグループは、韓国トップ10の大企業の一つであり、「フォーチュン・グローバル500」 企業にも選ばれています。ハンファグループには61の系列会社と325の海外ネットワークがあり、製造・建設、金融、サービス・レジャーの3つの部門でビジネスを展開しています。65年以上に渡って業界をリードしているハンファの製造・建設ビジネスは、基礎化学や応用材料から、不動産開発や太陽エネルギーの総合ソリューションまで幅広い分野に及びます。金融部門では銀行、保険、資産運用、警備サービスを提供し、韓国第2の非銀行系金融グループとして位置しています。ノンバンク金融部門では韓国第2のグループサービス・レジャー部門ではリテールやリゾートビジネスをはじめとし、上質なライフスタイルを彩るサービスを提供しています。

詳細情報: www.hanwha.com

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