持続可能な未来に向けて基盤を整える

ハンファ、ケミカルのオリジナル技

石油化学業界のキーワード「持続可能性」

石油化学産業は、近年のグローバル景気低迷と原油価格下落の流れにより、連続的なアーニングサプライズを記録するなど危機に直面している。数十年間、人類の歴史の中で生活の潤いの基盤となっていた石油化学は、今日に至っては地球各地の洪水や旱魃、異常高温などの気候変動の原因であるという責任論が浮上している。

グローバル石油化学業界が、安定かつ持続発展可能な次世代石油化学産業へ向かうために奮闘している中、ハンファは「未来型オリジナル技術」の開発を通してその解決策を模索している。

ハンファ「未来型オリジナル技術」から「持続可能性」を模索

ハンファは、グローバル環境問題の取り組みとしてエコケミカル製品や素材、プロセスの開発に注力してきた。2015年11月、韓国最高の権威を誇る技術科学大学である韓国科学技術院(KAIST)と「KAIST–ハンファケミカル・未来技術研究所」を設立し、次世代の石油化学物質のオリジナル技術の開発と画期的な省エネが可能な高純度工程技術の開発など、持続可能なエネルギー源の確保に向けて技術開発の研究にまい進している。

KAIST-ハンファケミカル未来技術研究所 | イ・サンヨプ教授、研究所長

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KAIST-ハンファケミカル未来技術研究所
イ・サンヨプ教授、研究所長


Q1. 未来技術研究所は、どんな理由から設立されたのでしょうか。

A1. ご周知のとおり、KAIST(韓国科学技術院)は研究中心の世界的に有名な理工系の大学です。また、ハンファケミカルは、グローバルリーディングの石油化学メーカーの一つです。この両者が協力すれば、人類のために、そして次世代の生活に役立つ何かをつくり出せると思いました。それが分かれば残る選択肢はおのずと決まるわけで、気候変動のように地球が直面している諸問題の解決に意を共にするパートナーと協力しようということになりました。このような運びから「KAIST-ハンファケミカル未来技術研究所」が設立されたのです。現在、4つの研究チームが諸問題の解決に向けて研究を進めています。ぜひ達成させたい、そして必ず達成しなければならない目標です。

Q2. 研究所ではどんな研究を進めているのでしょうか。

A2. 現在、4つの分野にわたって研究が行われています。私が担当しているプロジェクトについて申し上げますと、再生可能なバイオマスを原料とする化学物質の開発、つまりバイオ基盤の化学物質の生産に対する研究です。もちろん、この研究で対象としている原料は、非食用バイオマスです。食料と競争するわけにはいかないからです。膨大な量のバイオマスがただ捨てられている中、これらを活用して石油、天然ガスのような化石燃料に代わる持続可能な原料へと転換したり、普段の生活に必要な重合体の前駆体のような化学物質を製造する技術を開発しています。研究の究極の目標は、ケミカル産業の脱石油化を通してバイオ基盤の持続可能なケミカル産業の時代を切り開くことです。これがハンファケミカルが目指すところであり、KAISTも注力している部分です。両機関のビジョンが共通していることから、これらの問題を解決するために協力しています。

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この協力は、学術的な研究に止まらず実用化可能な研究をすることで、不確実性の未来に備える最先端のオリジナル技術を確保し、持続可能なエコケミカル産業の発展を牽引することに意義がある。

次勢代の持続可能なエネルギーソリューション開発のための中核研究
  1. 01
    バイオテクノロジー分野
    非食用バイオマスを用い
    た環境にやさしいバイオ工程の開発
  2. 02
    材料・表面改質分野
    高吸収性樹脂表面架橋工程の最適化
  3. 03
    触媒分野
    効率的な高活性触媒の開発
  4. 04
    プロセス分野
    効率的な工程、製品・システム開発

次勢代の持続可能なエネルギーソリューション開発のための中核研究未来技術研究所の研究は、バイオ分野、材料・表面改質分野、触媒分野、プロセスデザイン・エンジニアリング分野に分けて行われている。

未来技術研究所の主な研究が成功すれば、環境にやさしく効率的な工程で生産可能な技術が開発される見通しだ。ハンファはこのような研究によって、今後の脱石油社会のバイオを基盤とするエコバイオ・リファイナリーケミカル産業を先導する技術力を確保し、エネルギー効率を最大化したケミカル製品の製造システムを構築することになる。

100年後も石油化学産業が存在するだろうか。プラスチック廃棄物が太平洋に流れ込み形成された巨大な「太平洋ゴミベルト」をなくすことはできるだろうか。石油化学の未来に対する答は、持続可能なエネルギーソリューションから見出すことができる。ハンファは、今後もケミカルの未来型オリジナル技術に対する投資を続け、今日石油化学業界が直面している各種の危機を乗り越える解決策を提示していく。

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